お酒 薄毛 原因

お酒が薄毛の原因になる、その3つの理由とは?

お酒を飲む方の中には、髪への影響を気にしている方が多いですね。「お酒を飲むとはげるの?」という話は会社でも話題になります。

 

残念ながら、お酒と髪は密接な関係があります。特にたくさん飲むと、かなり直接的に、薄毛につながったり、悪化さてしまいます。

 

主な要因は3点、あげられます。心を落ち着けて読んでくださいね。

 

1)アセトアルデヒドが髪の成長を阻害する

体内に入ったアルコール(つまりお酒ですね)が肝臓で分解される過程で、生成される有害物質が、アセトアルデヒドです。これは頭痛や吐き気など二日酔いを引き起こすことで知られていますが、もう一つ、男性ホルモンのテストステロンをジヒドロテストステロンに変化させる性質があるのです。

 

ジヒドロテストステロンとは、簡単にいうとテストステロンが機能強化された物質です。機能強化といっても体に有益な機能はほとんど持っておらず、その中でも良くないのが、髪の形成を妨げる効果です。髪の毛根は毛乳頭という小さな突起によって頭皮とつながっており、栄養なども毛乳頭から供給されています。

 

この毛乳頭にジヒドロテストステロンが入ると、髪の細胞分裂がストップしてしまうのです。その結果、髪の生成、成長が抑制され、徐々に髪が少なくなっていきます。ちなみに、このジヒドロテストステロンは男性型薄毛の第一要因とされており、最近ではこの物質を抑制するタイプの育毛剤も販売されています。逆に言えば、毎日たくさんのお酒を飲むことの怖さがわかりますね。

 

2)髪へのアミノ酸の供給が減少する

アルコールは肝臓で分解されると書きましたが、もう少し詳しく述べると、まず、アルコールは前述のようにアセトアルデヒドに変換されます。そこから酢酸に変換され、その後はさらに二酸化炭素や水にまで分解されて、体の外に排出されていきます。しかし、ここまで分解するのは肝臓にとってもかなりの重労働ですから、たくさんのエネルギーが必要です。水分、各種のビタミン、そしてアミノ酸です。

 

人間の体は髪も含めてほぼすべてがアミノ酸で形成されています。そのため、各機能が正常に働くためには、アミノ酸が体内に充分になくてはいけません。しかし肝臓がアルコール分解にアミノ酸を消費してしまうとどうなるかというと、内臓など、生命を維持する器官に優先的にアミノ酸がまわされます。

 

結果として、髪、皮膚といった、生命に直結しない部分は、アミノ酸不足になってしまうのです。アミノ酸は前述のように髪の主成分、材料になる物質ですから、材料が不足すると、髪は細くなったり、成長する前に抜けてしまいます。

 

3)自律神経の乱れで血行が悪化する

ビール1、2杯、いわゆる「ほろ酔い」の状態は、緊張がほぐれて気持ちもリラックスします。でも、そのままどんどん飲み続けると、顔が真っ赤になったり、大声を出したりするようになります。このとき、体の中では自律神経の交感神経が強く働いています。交感神経は精神を興奮させたり、血圧を上げる、抹消血管を収縮させるといった働きがありますが、この中で髪に関係してくるのは、抹消血管の収縮です。

 

『アセトアルデヒドが髪の成長を阻害する』で、髪は毛乳頭から栄養をもらっていると書きましたが、これは血液を媒介にして供給されるのです。毛乳頭には極細の毛細血管が集まっており、毛根にアミノ酸やミネラルなど必要な栄養を送っています。そのため、抹消血管の収縮が起きると、髪は栄養失調になり、成長することができなくなるのです。

 

 

お酒の飲みすぎがどのように髪に影響するか、わかっていただけたかと思います。肝臓で分解できるだけの量、精神が興奮しないだけの量を飲むならば、影響は少ないわけですが、自分ではなかなかわかりませんよね。
薄毛が気になる方、育毛を考えている方は、思い切って飲む量を減らされた方がよいと思います。